

娘は6年間やったクラシックバレエをやめました。
私自身、小さい頃、クラッシックバレエに憧れていて
バレエを習いたかった思いがあったので
自分に女の子が授かったら、
バレエをやらせたいと思っていました。
米国では、3歳になった娘を町のダンス教室に
連れて行きました。日本に帰ってからも
もちろん、すぐにバレエ教室に入れました。
娘はこの母の気迫に圧倒されてか
言われるがままに踊りを習っていました。
この母は踊る娘の姿を見るのが
とてもうれしくてうれしくて…(~_~)。
別にバレリーナにするつもりはなかったんですが。
踊りたければずっと応援するつもりではいました。
しかし、娘も1人の自我を持つお年頃になりました。
小さい頃のように、母の思い通りには行きません。
ハッキリと娘はバレエをやめたいとは
言わなかったけれど、母に映る娘はバレエを
楽しんでいないように見えました。
もう、これ以上は無理かな、と吹っ切れて
「バレエやめてもいいよ」って言ったら
娘はバレエをやめてしまいました。
バレエを習った経験は娘にとって無駄ではなかったと
思ってます。娘の意思を尊重してやりたい。
残ったたくさんの写真とバレエ用品を見るたびに
この母は感慨にふけっています。